RiSMEC-MWM <MWMシステム>

RiSMEC-MWMは、モダリティのDICOM機器連携をサポートします。

基本システム概要

RiSMEC-MWM<MWMシステム>は、患者情報やオーダ情報を医事システムや電子カルテシステムより受信して、 Worklistとしてモダリティ(検査装置)へDICOMーMWMにより送信するシステムです。患者情報やオーダ情報の、モダリティへのシームレスな連携は、データの正確性を高め、人為的ミスを削減し、医療サービスの品質と安全性の向上に貢献します。

主な特徴

モダリティとのMWM連携

DICOM規格に対応した各モダリティとのMWM(Modality Worklist Management)連携により、シームレスな業務フローを実現します。各装置コンソールにてWorklist問い合わせに応答、患者プロファイル(患者氏名/年齢/性別/生年月日/身長/体重など)を送信します。電子カルテとオーダ連携できる場合は、オーダ情報(オーダ番号/依頼科/依頼医/検査予定日/病棟/検査部位/検査項目 など)の送信も可能です。

DICOM規格準拠の高度な接続性

医療画像の国際標準規格である、DICOM3.0規格に完全準拠しています。医事システム、 電子カルテシステムベンダー、各モダリティとのスムーズな通信接続が可能です。

RISへの拡張性

MWMで接続した装置情報を継承しつつ、RISへの拡張が可能です。RISへシステム拡張した場合は、電子カルテシステムとの接続による連携受付・実施操作でWorklist送信、検査実施画面展開時にMWM送信を自動実行できます。一般撮影系では、RIS実施画面展開時に撮影メニューまで自動連携も可能です。

推奨ハードウェアスペック

いずれかのスペックが推奨

<サーバクライアント構成> <スタンドアローン構成>
CPU Xeon 4コア以上 Core i5-14600相当
(14コア20スレッド)以上
メモリ 16GB以上 16GB以上
ストレージ HDD 500GB以上(RAID必須) SSD 512GB(RAID 1)以上
OS Windows Server
2019,2022 Standard
Windows 11 Pro
DB SQL Server 2019,2022 SQL Server Express
その他 .NET Framework 4.6.1以上
UPS(無停電電源装置)
NAS(ネットワークストレージ)
セキュリティソフト
.NET Framework 4.6.1以上6
ディスプレイ解像度1280×1024以上

導入の流れ

Step1

ご契約

Step2

運用ヒアリング・お打合せ

Step3

システムの基本データ(マスタ等)を作成・整備

Step4

システムの稼働

Step5

手厚い保守サポート

導入事例

医事システムや電子カルテシステムから患者情報やオーダ情報をRiSMEC-MWMが受け取り、各モダリティへDICOM規格で送信します。患者氏名、ID番号などの手入力が不要となり入力ミスを防止します。医療現場の医療安全と業務効率化を支援します。

導入事例

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